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2006年6月29日(木)
「地上デジタル放送詐欺」にご注意!

NHKの名前を騙った新たな「振り込め詐欺」が出現しているようです。
「あなたのお住まいの地区が地上デジタル放送のモデル地区になりました。今なら総務省からの助成金が受けられますので、10,750円で工事が可能です!」
なんて言われたら、、、、信じちゃいますよね。

もとはといえば、「デジタル放送」について正しい理解が進んでいないことが問題なのでしょう。
総務省の調査(06年3月)によれば、2011年のアナログ放送の認知率は32%だそうです。
でも、総務省の調査でいう
「2011年にテレビのアナログ放送が終わることをご存じですか?」と
「あなたがこれまでお使いのテレビでは2011年からテレビが映らなくなることをご存じですか?」
ではだいぶニュアンスが違います。
きっと詐欺集団さんは、この後者の話法で責めているのでしょう。
そして、それは真実なのですから、引っかかる率も高まるわけです。

正しい知識を初めて教えてくれるのが詐欺の方では、国を挙げて詐欺の応援をしているようなもの。フリーターの18才の一人暮らしの子にも、75才の一人暮らしのお年寄りにも、誰にでもわかるように伝えるべきなのは、、、、誰でしょうか?


2006年5月23日(火)
会社法改正の余計なおまけ・・・7万円と法務局への往復3回!

5月1日に会社法が改正されました。メディアでよく取り上げられているのは、
−有限会社は新たに作れなくなる。
−資本金0円で株式会社が設立できる。
などですが、会社側(大会社〜私たちのような零細会社もみんなです!)にとっては、別の問題がありました。「登記」です。

東京法務局に置いてあるレジュメ(株式会社編)によると、
 〜会社法の施行時に以下のケースに該当する場合は、会社法の施行日から6ヶ月以内にそれぞれの登記をしなければならないとされており、これに違反した場合は過料に処せられますので、ご注意願います〜
とのこと。「以下のケース」として9箇条が列挙されており、多くの会社が該当するのではないでしょうか。

そして私たちも、法務局に「相談」「申請」「補正」と足を運ぶこと3回。そして登記印紙は7万円です。1,000社が7万円払ったらそれだけで7千万円。10,000社で7億円。100,000社で、、、と思わず計算してしまいます。

さまざまな法改正の裏では、知らないところで大金が動いているのかもしれません。


2006年4月21日(金)
「テレパソ」? 「パソテレ」????

今週号のアスキー「緊急特集:夏の新型パソコン41」では、デスクトップ16機種、ノートPC25機種が紹介されています。
うち、テレビが見れる機種はデスクトップ13機種、ノートPC8機種。ということは、デスクトップに関しては8割以上が「テレパソ」であり、これからのデスクトップは『テレビも見れるPC』が当たり前ということになるのでしょうね。

と思っていたら、昨日の「ワールドビジネスサテライト」で今度は「パソテレ」の登場です。なんと「AQUOS」から「インターネットAQUOS」です。あくまでも『パソコン機能の付いたテレビ』だそうです。。。

きっと次は「BRAVIA」とか「VIERA」とか「Wooo」とかでもどんどん新機種が出てくるんでしょうね。

ユーザーサイドからすると、選択肢が増えるといえば聞こえはいいですが、一体どれを買えばいいのか頭を抱えてしまうところです。

どんなテレビ番組を週に何時間くらい見て、録画はどのくらいで、パソコンは週に何回くらい、どんなソフトを使って、使用者は何人で、家には他にテレビやパソコンが何台あって、そのスペックはどの程度で、、、、なんていう情報を整理しておすすめ商品を提案してくれる"テレパソコンサルタント"なんか生まれたりして?

今後の業界の動きが楽しみです。


2006年3月7日(火)
「ファイナルファンタジーXIIポーション」と言われても、、、

今日、コンビニの栄養ドリンク棚で大々的にフェースをとっている商品を見て、思わず買ってしまいました。
「ファイナルファンタジーXIIポーションって何だろう??」
「青くてキレイな感じだから、キリンのNUDAみたいに炭酸でスッキリした味かな??」

期待は大きくはずれ、それはそれは正当派の栄養ドリンクの味でした。(購入から1時間たつ今もまだなくならない。。。たぶん捨てそうです。)

もやもやしてサントリーさんのHPを見ると、「ファイナルファンタジーXII」に登場するアイテム「ポーション」をイメージした清涼飲料だそうです。
しかも、エルダー、カモミール、マンネンロウ、メリッサなど、10種類のハーブを配合し、独特な風味を生み出すとともに、神秘的なイメージを持たせた、、、とのこと。マズイはずです。

企画担当者はきっと、「ファイナルファンタジーXIIポーション」というネーミングにすべてを込めて表現されたのでしょうが、栄養ドリンク棚の前に立ち止まる人が皆「ファイナルファンタジー」を熟知しているワケありません。キワモノだと言ってしまえばそれまでですが、パッケージとプロダクト(=味)にギャップがありすぎ。ユーザーに後悔させない商品訴求をお願いしたいものです。

2006年1月26日(木)
思わず手が伸びた本〜「ハンバーガーを待つ3分間の値段」

タイトルに目が吸い寄せられて、思わず買ってしまいました。ゲーム作家さんが書いた発想術の本です。

〜あの「シーマン」が、『ことばを話す魚。話しかけたら返事もするペットです!』ではなく、『音声認識技術により、付属のマイクで対話をするゲームです!』だったら?

〜あの「携帯電話」が、『持ち歩ける電話発売!』はなく、『免許のいらない無線機発売!』だったら?

『モノの見方』また『それを表現する言葉』がいかに大切なものか、また人の心はいかにそれに左右されるかを、「そうだなぁ」とうなずきながら読める、楽しい一冊でした。
私も考えてみました。

〜あの「コエンザイムQ10」が、『アンチエイジングと美肌にCoQ10』ではなく、『加齢とともに減少する補酵素。生命維持活動に必要なCoQ10』だったら?

〜あの「就職も進学もしない若者たち」が、『ニート』ではなく、『ごくつぶし』だったら?

『言葉』『名前』って、ほんと大切ですよね。
きっと、ゲームを作るのもマーケティングも同じなのですね。
モノづくりに携わる方へお薦めです。「発見」と「くすり笑い」満載です。


2006年1月5日(木)
みなさまに"無疆福"を!

あけましておめでとうございます。
昨年は天災ももちろん多かったですが、それよりも「人災」(キーワードは"偽")の年となってしまったような気がします。残念です。

年賀状にも書かせてもらいましたが、今年はみなさまに、そして私にも"無疆福"がたくさんあふれますように!
〜"無疆福"とは「限りなきの福」と読みます〜

今年もよろしくお願いいたします。



2005年12月7日(水)
ドラマ「いい男はマーケティングで見つかる」の楽しみ方

土曜の深夜、眠れなくてテレビを見ていたら、なんか変わったドラマをやっていました。
ご存じですか?「いい男はマーケティングで見つかる」。

途中見ただけなのですが、要約すると、、、

ほんとは結婚願望が強くて寂しがりやなのに、外資系銀行に勤めるバリキャリ(風にみえてしまう)片瀬那奈と広告代理店勤務の矢沢心の2人が主人公。
男たちに敬遠されて彼氏ができない片瀬那奈に対し、「ブランド戦略よ」「マーケティングよ」と言いながら、矢沢心が片瀬那奈のリポジショニング(かしら?)に燃える。

というような話です。

つまりは、商品コンセプト(ここでは片瀬那奈の魅力)をきちんと伝えるパッケージ(ここではファッションやメイク)や訴求方法(笑顔や言葉づかい)を選んで、きちんと売りましょう(男を掴まえましょう!)という話のようです。

どんな女性にもマーケティングで必ずいい男がみつかる(=どんな商品でも必ずヒットする)なんてウソッパチです。でも、この商品(=片瀬那奈)なら私にも売れそう。だってUSPにあふれている(=片瀬那奈はめったに会えないくらいチョーかわいい!)のですから。

「こんなにいい商品なのになぜ売れないんだろう、、、」という悩みで眠れない夜には、感情移入できるかもしれません。。。


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